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トゥレット症候群の検査・診断

トゥレット症候群の診断は症状に基づいて行われます。早期診断によって、両親は子供のトゥレット症候群を理解することができます。

チック症の検査

チックは、突発的、急速、反復性、非律動的、常同的な運動あるいは発声で、チックの発症が18歳未満で4週間以上持続するものです。

チックの診断基準
一過性トゥレット症候群 慢性運動性または
音声トゥレット症候群
トォーレット症候群
チック症状 1種類または多彩な運動性および/または音声チック 1種類または多彩な運動性および/または音声チック 多彩な運動性チックおよび1種類またはそれ以上の音声チック
特徴 4週間以上12ヶ月未満 12ヶ月以上3ヶ月以上連続してチックが消失することはない 12ヶ月以上3ヶ月以上連続してチックが消失することはない

チックの初発症状としては強いまばたきが多い傾向にあります。その他口角の動きなど顔面のチックや、頭をふる頸部のチックから始まることが多く、チックが手からはじまることは多くありませんし、体幹、足からはじまることは極めてまれです。